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CM化するニッポン―なぜテレビが面白くなくなったのか

CM化するニッポン―なぜテレビが面白くなくなったのか
谷村 智康
CM化するニッポン―なぜテレビが面白くなくなったのか
定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
人気ランキング: 184391位
おすすめ度:
発売日: 2005-10
発売元: WAVE出版
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

既知の話ばかり
私はテレビ局あるいは広告代理店など“業界”の人間ではないが、それでもあちこちで見聞きした話ばかりで、得るところはなにもなかった。テレビドラマや映画の中で、主人公がなにか目に付く商品をことさらにとりあげていれば、「ああ、タイアップだな」とほとんどの人は気づく。雑誌や新聞で、商品を持ち上げるような対談があれば、「これは広告の一種だな」と多くの人は思う。すでに視聴者がカラクリを知っている時代になっているというのに、著者は衝撃の事実を暴露するかのごとく語る。ただし、いまあげたような2つの例にまだ気づいていない人にとっては、重要な書となるだろう。★一つにしなかったのは、とりあえずきちんとした文章で読みやすく丁寧に書かれていた点を評価したため。

全ては資本主義なのか?
一部のメディアにはなんとなく気付いていたことでもあるが、無料の娯楽であったはずのTVまでもがこうなのである。すべては資本主義の犠牲になっているのだということを読みとって欲しい。
資本主義は搾取する側(支配)とされる側(被支配)にわかれる。圧倒的に「される側(被支配)」が多いのは自明の理だろう。
つまり視聴者は後者ということだが・・・
資本主義のコワサと搾取方法の変化を改めて実感した。

業界に就職したい方必見
私は某局でTVの番組作りを行っているいわゆる業界の人間である。
この本の目次を読んだ時点でものすごい驚いた。こんなことまで書かれていいのかと。
私と同じようにこの業界にいる人間は、驚愕すると思う。
それは、書かれていることがすべて事実だからだ。
この本に書かれていることは、番組作りをしていれば誰でも知っていることだし、
暗黙のルールとしてわざわざ公表されることもなかった。
それがこの本で明らかになることにより、広告業界、TV業界にどんな波紋を投げかけるのか、とても楽しみだ。ホントやばいネタばかり。
業界を目指す方は、是非この本を読んで、その実態を知っておいた方がいい。



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