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どすこい(仮)
京極 夏彦

定価: ¥ 1,995
販売価格: ¥ 1,995
人気ランキング: 316847位
おすすめ度:

発売日: 2000-02
発売元: 集英社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
小説(仮)
私にはこれが、ただのパロディ小説であるとは思えない。
それは、あえて下らなく書いているというのが分かるからである。
借物の骨組みに意味のない贅肉をくっつけたストーリー(贅肉で骨は見えないけど)。こんなものが話として面白いわけがない。
何故、オリジナルの小説を書ける人間が、このようなことをする必要があるのか。
そう考えると、それはストーリーではなく構造を見せたいからではないかということに行き着くような気がする。
螺旋階段のように、読者に同じような景色を見せながら、違う階層に持っていく。
作者が生み出した登場人物が、作者(京極夏彦)を糾弾する構造は圧巻である。
ただ京極夏彦の作品を一度も読んだことがない人が読むと、ストレートにつまらないパロディ小説になるので、少なくとも1冊は別の京極作品を読んでいる必要はある。
極厚の贅肉を楽しむ
全7作の連作短編集。最後の「ウロボロスの基礎代謝」だけが書き下ろしで、あとは「小説すばる」に随時掲載された。
作者は再三「くだらない」と作中で言っているが、実は高級な喜劇である。下品だし卑俗だし冗長だし、と書いたら作者の自己批判そのものになってしまうが、座談名人の酔談の趣がある。最初の2作と最後の書き下ろしは感心しないが、あとは大変結構ざんした。関西人の方が喜びそうである。
ウケた!
あの京極夏彦がギャグを、しかもパロディーをということで読んでみた。
ウケました。なんでも器用にこなせちゃう作家なんだなあと実感。
タイトルはもちろん本自体の作りなど随所に相撲、デブネタが散りばめられているのも面白い。
もとネタと比べるのも楽しい、シリアスな話がこんなくだらない話に(笑)!!なんて。
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