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狂骨の夢

狂骨の夢
京極 夏彦
狂骨の夢
定価: ¥ 3,360
販売価格: ¥ 3,360
人気ランキング: 216733位
おすすめ度:
発売日: 2006-10
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

ハードカバーでの読み易さを評価
京極堂シリーズの初期傑作群の一作。ミステリでハードカバー三千円強の出費は結構勇気がいるかもしれない。しかも凄い厚さである。。。。が、だから、ハードカバーで購入する意味があるのだ。

本作は新書版にしろ文庫版にしろ、その厚さは相当なもので、カバーだけ外しても自立するほど束が厚い。これを持ち歩くのは中々骨である一方、開いた状態を維持するのは大変疲れる。乗り物内などで片手で開いて読むと相当手首に負担をかける。だったら最初から腰を落ち着けて読む事を前提とし、ハードカバーで買ってしまったほうが良いだろう。

既発売の「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」も再読の為ハードカバーで再購入しているが、読みやすさが段違い。本を開く力をほぼ使わない事でここまで楽になるかと、ハードカバーの利便性を再認識したのだ。

シリーズ三作目の本作は先述のように、再三再四読み直しをしたくなる傑作群の一作である。物語全体のトーンがATG映画を観ているようで、特にクライマックスの「憑き物落し」(解決編)の趣向たるや、シリーズ最高峰にして何度読んでも新鮮だ。

そういうわけで、初めて京極作品に触れる人はハマリ必至なので、再読の労も考えてハードカバーを購入することを強くオススメする。

既存のファンの方には、何おかいわんや。豆本目当てでとっくに買いなおしていることであろうと思う。



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