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邪魅の雫 (講談社ノベルス)

邪魅の雫 (講談社ノベルス)
京極 夏彦
邪魅の雫 (講談社ノベルス)
定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680
人気ランキング: 17982位
おすすめ度:
発売日: 2006-09-27
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

鬱々してる。
読み応えも相変わらずだし、文句なし。
面白かった!

だらだらと長く続く文章もあり、そこがまた鬱々としていていいです。
嗚呼、日本人で良かったなんてことも思えちゃう小説だと思います。

難点をいうなら、本が“重い”です。
物理的に“重い”のです。
腕がかなり疲れました。

でも読んで損はないのではと考えます。



がっかり。
このシリーズは、どうしても読む前から過剰に期待してハードルをあげてしまうんでしょうね。
そのせいか今回は、かなり落胆しました。
全体的に陰鬱で、ただダラダラ長いだけ。
読んでいてイライラするし読み終わってもスッキリしない。
過去の傑作を星五つとするなら、今回は残念ながら星一つです。

妖怪談義のない本格推理小説
長編揃いの京極堂もの。またしても800ページ余の大作である。しかし今回は若干様相を異にする。まず、妖怪がらみの会話がほとんどない、ほぼ純粋な推理小説である。また、いつもは冒頭に晦渋な問答や述懐があって読むのに苦労するが、今回はそういう苦労が少ない代わりに、物語がなかなか動き出さない。まるで慣性の大きい物体を動かすような忍耐が、今回は中盤まで続く。中程からは展開に勢いが出ていつもの京極堂ものらしくなるが、そこまでたどり着くのが大変であった。これは、明るいキャラクターで作品を引き立てる榎木津が後半まで登場せず、京極堂も後講釈を除いては一カ所しか登場しない、という構成にもよるだろう。木場の活躍がない(登場はする)ことも一因か。つまり、ほかの登場人物が脇役として如何に非力であるか、ということである。

複雑な物語であり、私には十分に読み込んだ自信がない。しかし、推理小説としての論理的整合性は高く、本格推理として高水準の作品であると思った。なお今回は、各章の冒頭文に死に関する言葉が使われるという趣向がなされている。私はこういう小細工は嫌いである。



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