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パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)
東野 圭吾

定価: ¥ 780
販売価格: ¥ 780
人気ランキング: 8338位
おすすめ度:

発売日: 1998-03
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
交錯する2つの世界の妙味
2つの世界が入り組む実におもしろい作品!
特に「LASTSCENE」の問題提起は秀逸だ。
もし記憶を改編できる装置があったら・・・
悪い記憶を背負って生きるべきなのか、
悪い記憶を持ち続けることがいいことなのか。
近未来シミュレーション物語としても、
SFミステリー小説としても最高の作品。
この作品自体はすっかり忘れていたのだが・・・
この作品を読んで、
「なかなかいい作品だなぁ、しかし・・・<ネタバレ禁止>」というところで、
星4つぐらいの評価がつきました。
そして、先日、別の本を読んでいると、
その作者の松田綾子さんは、
なんと、パラレルワールドの歩き方を提案し、
しかも、その歩き方ゆえに大成功をおさめたという。
つまり、
虚構世界が、現実世界と接点を持つことが理解できるようになってしまった。
しかも、うさんくさくない形で。
すると、たちどころにこの小説の価値は上がり、
星5つをつけても文句が出ないことになりました。
順番に読むなら、
1.東野圭吾さん『パラレルワールド・ラブストーリー』(講談社)
2.松田綾子さん『幸運を呼ぶサイエンス』(グラフ社)
3.ロンダ・バーンさん『ザ・シークレット』(角川書店)
*2番を読んでからだと関連性がわかります。
の順で読んでみてください。
必ずや新発見があります。
ディック的な立派なSF作品だ
冒頭から最後まで「饒舌なフィリップ・K・ディック」と言う印象がいつまでも抜けなかった。ディックに比べると恋愛がらみで情緒的な面が強いのだが、立派なSF作品だ。SF的な着想や仕組みはそれほど大がかりではないが、良くできていると感じた。
時系列が錯綜した構成で、更に虚実が混じっているので、読んでいても疑心暗鬼にかられてしまう。そこが非常に面白い。
タイトルがややソフトすぎるのと、この作家のファンが本書をSFとして読んでくれるのかどうかが心配だ。
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