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サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)

サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)
奥田 英朗
サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)
定価: ¥ 540
販売価格: ¥ 540
人気ランキング: 2378位
おすすめ度:
発売日: 2007-08
発売元: 角川書店
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

沖縄編は超楽しい!
舞台が東京から西表島にがらりと変わり、登場人物の個性が120%発揮される下巻が、特に好きです。最近、沖縄をテーマにしたすばらしいドラマや映画がありますが、その中でもダントツに面白い作品だと思います。自然の中でたくましく生きる父親像、その父を信じて付いて行く母、そして、いつの間にか父と心通わすようになっていく子供たちの姿が、西表島の美しい自然の中で、生き生きと描かれています。残念ながら上映期間は終了しましたが、映画も観て、もう一度、画像で作品のイメージを楽しみたくなるそんな作品です。

面白い作品
一言で言えば、面白い作品であった。上下巻という大作であるが、長さを感じることなく、スラスラと読むことができた。
第一部は主人公二郎の家族が元過激派の父親に翻弄され中野から転居せざるを得なくなるまで、第二部は沖縄の西表島に転居後の生活が描かれている。
小学生から見た大人の世界、そして子供同士の世界がうまく書けている。なんと言っても主人公の一郎の人物像が強烈で、自分の身の回りにいたら確実に関わりを持ちたくないタイプの人物であるが、彼の発言・行動は、一見めちゃくちゃでありながら、現代日本の問題点を的確に捉えて筋が通っており、読んでいて面白かった。作者の全ての作品に共通するところであるが、泣かせどころ、笑わせどころを作るのが本当にうまく、楽しめる作品であった。
「最悪」「空中ブランコ」「泳いで帰れ」そして本作と、どの様なジャンルでも面白い作品にしあげてしまう作者は本当にすごい!


絶讚の中心苦しいが
個人的には『どこかにある楽園を求めて東奔西走』するのは逃げ腰に感じてしまう。

『今、自分のいる場所。そこを楽園にする』
私はそういう戦いのほうが好きです。



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