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サンタのおばさん

サンタのおばさん
東野 圭吾
サンタのおばさん
定価: ¥ 1,400
販売価格: ¥ 1,400
人気ランキング: 69811位
おすすめ度:
発売日: 2001-11
発売元: 文藝春秋
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

東野圭吾氏らしいショートストーリー
名前のごとくクリスマスのお話です。絵本というよりは、大人向けのショートストーリー。
サンタ協会に各国のサンタが集まって決めることって?本には書かれていないのに、読んだ後にクリスマス以外のサンタの日常を想像してしまう、心温まるお話です。
ちょっと星新一を思わせる、でも日本の現代っ子事情やサンタへの夢をちょっとブラックに差し込むあたり、東野圭吾氏の面白さを感じられる一冊でした。
差別や父性・母性の役割に対する考えが、サンタとクリスマスというテーマでやわらかく上手く表現されているので、クリスマスの童話として子供に読んであげるにも良いと思います。

東野氏からの子供たちへのメッセージ
本書では、12カ国のサンタが集まるサンタ協会を舞台に、人種差別、父性が軽んじられていること、日本でのゲームの流行などの社会問題などが議論されます。
これらの社会問題は、大人は、常識的には知っているが、子供に対してうまく伝えられていないかもしれない。本書を子供に読んでもらう(あるいは読み聞かせる)ことによって、子供たちにも、これらの社会問題をうまく伝えられるのではないでしょうか?
本書は、クリスマス、サンタクロースという子供向けの題材を使った東野氏からの子供たちへのメッセージではないかと感じました。

また、杉田比呂美氏の絵もとてもかわいかったです。

サンタは心♪
読んでいて耳の痛い箇所もあった。私たちは物事を固定観念で捕らえすぎていないだろうか?物事に100%の決まり事はないのだ。なぜサンタになりたいのか?語られた理由はちょっぴり切なく、サンタたちの胸を打つ。どんな容姿のサンタがプレゼントを運ぶかではなく、どんな心を持ったサンタが運ぶのか、その方がずっと大切なことだと思う。



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