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東京物語 (集英社文庫)

東京物語 (集英社文庫)
奥田 英朗
東京物語 (集英社文庫)
定価: ¥ 650
販売価格: ¥ 650
人気ランキング: 14876位
おすすめ度:
発売日: 2004-09
発売元: 集英社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

本人像ならちょっとスカした若者
「あの日、聴いた歌」
物語の序章なので「ああこんな感じか」って程度

「春本番」
上京初日の落ち着かなさ、人恋しさ、未来への不安の描き方がうまい

「レモン」
この本の中で一番好きな話、文章だけで小山江里のかわいらしさが伝わってくる

「名古屋オリンピック」
この章の田村はすごいイヤなヤツ、井の中の蛙 健二とのやりとりは寒すぎる
チャット常連の悪ふざけ会話みたいでキモすぎ

「彼女のハイヒール」
レモンがよすぎて洋子のイメージ薄い、でも奥田作品全般に虚勢をはる女って
浅く薄いんだよなぁ

「バチェラーパーティー」
郷田の母想いにちょっとグッときた



青春時代
私は1970年生まれなので著者と11歳年齢差があります。著者の青春時代が私の小学生時代と重なるのですがキャンディーズの解散や夢に終わった名古屋オリンピック等、高度経済成長期からバブルに至るまでの時代背景を懐かしく感じることが出来ました。特に主人公が名古屋から東京に初めて上京した時の一人暮らしの心細さや希望や色々入り混じった感覚は、同じく広島の田舎から上京してきた私の心理と同じで、非常に面白く感じました。是非とも今度は90年代以降の東京物語を読みたいものです。

70年代の青春、名人芸
奥田英朗に駄作無し!
読み始めると止まらなくなるのが彼の持ち味。これは名古屋男子の18歳?29歳の10年間を綴ったオムニバス作品。これもすべてに「青春」がいっぱい。同世代のせいもあり読み始めるとやめられない。いちばん胸がいっぱいになったのは大学1年になって演劇部に入った回で、彼を慕う同い年の女子との話。読後感があまりにも気持ち良かったのでこの話は将来読み返す確信がある。



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