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真夜中のマーチ (集英社文庫)

真夜中のマーチ (集英社文庫)
奥田 英朗
真夜中のマーチ (集英社文庫)
定価: ¥ 600
販売価格: ¥ 600
人気ランキング: 57330位
おすすめ度:
発売日: 2006-11
発売元: 集英社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

個性豊かな登場人物
人物描写の表現が豊かなのはさすが。
純粋な娯楽として頭を使わずに楽しめるが、
クライムコメディの結末としては、
もう少し「どんでん返し」や
「サプライズ」を期待していたが、
いまひとつの感がある。

ヨコケン、ミタゾウ、クロチエ。愛すべき人々。
10億をねらって、ドタバタとてんかいされるコメディーチックなストーリー。どんでん返しが何回もあって、本当に映画をみているように映像までうかんでくるようでした。でてくるひとびとも、楽しい。いかにも大穴をねらって一発あててやろうっていうタイプのヨコケン。会社人としてはさえないタイプのミタゾウ。そして、きれいでキレ者のクロチエ。その弟のタケシ。愛すべきは、全員がいいやつであるということ。相手をだしぬいて自分だけが、といった発想がないところ。みんなで苦労していくうちに生まれる連帯感。すごくうらやましい。

気軽に読めるドタバタ劇
軽いタッチのミステリー小説だと感じました。青年実業家のヨコケンと三田物産に勤めているミタゾウとクールな女性であるクロチェの3人で10億円を強奪するというのが大まかなストーリーである。10億円を奪うまでのどたばた劇が見ものでしょう。ちょっと間抜けな人たち同士でどたばたしている感じすらする。同著の同系統の作品として『邪魔』や『最悪』がありますが、それよりも気軽に読めるのが売りなんでしょう。

それにしても、ミタゾウの情けなさと不器用に生きている姿というものを描いているのがいいなあ。こういう不器用な生き方しかできない人を描くのが奥田さんはうまいなあといつもながら思う。



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