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港町食堂

港町食堂
奥田 英朗
港町食堂
定価: ¥ 1,365
販売価格: ¥ 1,365
人気ランキング: 67998位
おすすめ度:
発売日: 2005-11
発売元: 新潮社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

新潮のコピーライターは凄いね
この本のことを知ったのは『週刊新潮』の広告でしたが、「美人ママに叱られたい」という一文と共に、この表紙のお姉さんが笑ってて、それが白黒写真でホラーのように見えてうっかり購入。

中身は、普段旅になど行かない作者が船に乗り、高知・土佐清水から、五島列島、宮城・牡鹿半島、稚内、韓国などいろんなところへ行くエッセイでした。

別に、どこに観光に行くでもないので、これから土佐清水へ行く前の予習として読むなどと考えると馬鹿を見ます。

こんなに大したことしてないのに(スナックでママと飲みすぎ)、作者の文章が巧くて何だか面白い。そんな本です。

センチメンタル
「旅」で連載中から読んでいたので、今さらなんだけど、単行本化されたので、読んでみた。

写真の力の偉大さに気づかされた。

奥田英朗の文章のうまさは完璧だと思うのだけど、連載時の写真のすごさがあって、奥田の文章があって、完成されていた紀行文だったのだと思う。

どうして単行本に、写真を使うことができなかったのか残念だ。

五島の空も奥田英朗の姿も、文章でイメージするものを超えるいい写真だった。

で、文章だけ読むと、ものすごくセンチメンタルな文章だったんだね。

疲れていても読める、シンプルに面白い本。
 この筆者のエッセイは本当におもしろい。何もないことをここまで面白く捉えれるものか、と思う。かといって、その感覚が常人離れしているふうでないのが、さらにいいところ。よくよく考えれば、誰もがふとそんなふうに思っていながら、何気なく意識のかなたへ葬ってしまっている、そんな感覚を文章にして記してくれている。
 変にこちらに考えさせるようなところもないから、色々と疲れていても読める。



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