人気の和書通販Top >  宮部みゆき >  あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)

あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)

あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)
宮部 みゆき
あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)
定価: ¥ 540
販売価格: ¥ 540
人気ランキング: 7961位
おすすめ度:
発売日: 2006-12
発売元: 新潮社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

登場人物が生き生きしています。
読んでいて、すべての登場人物の出で立ちや表情、しぐさが頭の中で鮮明に浮かび上がりました。時代ものの小説は知識不足の私としては分かりづらいものが多いのですが、宮部さんの時代ものは文章がすんなり頭に入ってきますし、楽しんで読めますのでおすすめです。

面白かったなぁ。
 今年は本をあまり読まなかったですわ。特に小説はなかなか機会が無くてねぇ。評論やら随筆やらが多くて味気ない生活でもありましたけれど。そんなとき妻が読んでいたので、ひょいと手にとって読み出したら止まらないの。「上」「下」二日間で読み終わりました。宮部みゆきは初めて読みましたが、皆さんのレビューを読むと時代物のほうが評判が宜しいようなので、少し読み続けようと思ってます。

 この作品、誰かも書いていましたが「ふね屋」の商売については言及されていないのが「不満」というか「不安」です。あんなお化け騒ぎが起きているのに、よく生活していけてるなぁという疑問と、これからどうやって繁盛させていくんだぃ?って思いがね。へぇ、あっしにはてんで考えつきやせんもので・・・。

宮部作品の時代ものでは一番の長編。傑作。
宮部みゆきにしか書けない幽霊モノ、人情モノ、推理モノ。よくできていて面白い作品です。
幽霊たちと孤独な主人公おりんの交流を軸に、
30年前の事件の謎やおりんの一家に隠された人間模様を描いていきます。

玄之助をはじめとする幽霊が魅力的に描かれており、
少女おりんが彼らから生きる意味を学ぶ。
全体を通じて「人が人を救う」というメッセージが貫かれていて、
宮部みゆきらしいヒューマンタッチの作品だと思います。
後半は謎解きが進んでいきます。
愛すべき幽霊たちは、
「自分はなぜ(成仏せずに)ここにいるのか」を知りたがっており、
おりんの取り組む謎解きはまさにその謎を解き明かすこと。
謎を解くと幽霊との別れは避けられない。
おりんはその葛藤の中で成長していきます。

クライマックスの和尚の描写は、(詳しく書かないけど)スティーブン・キングの影響があるようです。
そこに工夫があると思いました。
宮部みゆきの幽霊ものの中では、一番の長編で読み応え十分です。お勧めです



関連エントリー

人気の和書通販Top >  宮部みゆき >  あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)