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あやし―怪
あやし―怪
宮部 みゆき

定価: ¥ 1,365
販売価格: ¥ 1,365
人気ランキング: 286832位
おすすめ度:
発売日: 2000-07
発売元: 角川書店
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
宮部 みゆき

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発売日: 2000-07
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怖いというより、哀しい
シンプルながら迫力あるタイトルと、表紙の絵柄にすっかりびびってしまい、
「宮部みゆきが本気出して書いた怪談集なんて、読んだら夜眠れなくなるのでは…」
と、なかなか手を出せずにいました。
が、いざ読んでみると、どの話も、恐怖より人の哀しさ、切なさが残りました。
個人的に、背中がゾクッと寒くなるような読後感は、むしろ「堪忍箱」のほうが感じるかも。。。
女は哀しい。人は哀しい。そんな読後感の残る一冊でした。
この手のものを書けば
ただひと言、「名人」。
としか言いようがないです。
いろいろなものを書きたいでしょうし、また、かける人ですが、
永く、根気よく、長命を保ってこのようなものを書き続けていただきたい。
池波正太郎、藤沢周平なきいま、切に願います。
恐ろしや、人の情念
巷に、恐れるものや人情があった江戸を舞台に展開する、9編から成る「物の怪短篇集」。
木綿問屋の丁稚が経験した摩訶不思議な「居眠り心中」。一人称で語られる亡霊の復讐劇「影牢」、怨念の鬼がとりついた酒屋の「布団部屋」、恨みがもとで正気を失った姉の話「梅の雨降る」、鬼とともに生きる「安達家の鬼」、かぼちゃの神様が、声が出ない太郎を守る「女の首」、女の鬼が若い女を救う「時雨鬼」、人の狂気を操る「灰神楽」、死なない人間が現れる「蜆塚」。
鬼、物の怪の正体は、人間の恨み、嫉妬、欲望、よこしまな心か・・・・・・。げに恐ろしきは、人の情念なり。されど、また、温かい情が人を救う。
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