人気の和書通販Top > 宮部みゆき > かまいたち (新潮文庫)
かまいたち (新潮文庫)
宮部 みゆき

定価: ¥ 540
販売価格: ¥ 540
人気ランキング: 31037位
おすすめ度:

発売日: 1996-09
発売元: 新潮社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
読み甲斐のある短編ぞろい
『かまいたち』『師走の客』『迷い鳩』『騒ぐ刀』の四作品を収めた短編集。
『迷い鳩』と『騒ぐ刀』は、後に多少設定を変えてシリーズ化されることになる「霊験お初」こと岡っ引き六蔵の妹で一膳飯屋の看板娘お初が活躍する作品です。
収録された四作の中では、『かまいたち』が一番のでき。ある程度先が読めてしまうということはあるものの、緊張感サスペンス感は申し分なし。この四作の中というより、作者の時代ものの中の代表作といっても良いくらい。
『師走の客』は、他の三作品と比べると短いものですが、一読忘れられない心に残る一編です。
四作ともに読み甲斐のある短編ぞろい、時代小説は苦手という人にもすすめてまわりたくなる一冊です。
お勧めです!
宮部さんの作品を勝手に江戸ものと現代ものに大別すると、私は前者が断然好きなのです。
江戸の庶民生活と町娘と不思議な話という要素が組み合わさると、こんなに素敵になるのだなと感心しきりです。
この本は短編集ですが、私としてはこれくらいの長さがちょうど良いと思います。
江戸の庶民生活は厳しいものがあったようですが、それを感じさせない小粋なところが短編という尺とマッチするのかなと想像してみたりして。
とにもかくにもお勧めの一冊であります。
不思議な後味。
この人の作品はどれもそうだが、物語そのものは決してそうではないのに、ナンとも言えない和やかな後味が残る。
この表題作の「かまいたち」もそうで、緊迫したサイコ・サスペンス調でありながら、最後にはナンともほのぼのした優しい終わり方をする。
あるいは作者の年代から来るのかも知れないが、何となく少女漫画的な結末を思わせるのである。
だから時代小説なんて読んだことが無い若い女性にもお薦め出来る。
この本には四本の話が収録されているが、後ろの二編は同じ顔ぶれが登場人物となっている。
「霊験お初捕物控」の、いわばイントロ的な作品なのでこの二編を読んだ後は、ぜひともこのシリーズも読んで頂きたい。
はてなに追加
MyYahoo!に追加
livedoorClipに追加
Googleに追加