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大極宮〈2〉 (角川文庫)

大極宮〈2〉 (角川文庫)
大沢 在昌
大極宮〈2〉 (角川文庫)
定価: ¥ 620
販売価格: ¥ 620
人気ランキング: 111947位
おすすめ度:
発売日: 2003-08
発売元: 角川書店
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

ゲームの話はどうも
 御三方ともに、私は大好きです。しかし、宮部さんのゲームに関する話が長過ぎかな。前作「大極宮」で、御三方の素顔を垣間見ることができたと感じ今回も手にしたのですが、ゲームの話題で紙幅を半分も費やすのはどうでしょう。でも、次回また買っちゃうかも、大好きな作家たちです。

作品と私生活とのギャップ
今回のモトネタ(ウエブ連載「週間大極宮」のこと)は2002年3月から10月までの8ヶ月しかない。というわけで「その他ネタ」がずいぶん充実しているので、毎週インターネットで彼らのHPを訪れていても退屈することは無いだろうと思う。今回、モトネタに対して三人が語り下ろしている分量はずいぶん多い。モトネタより多いのではないか。特に「ルパン三世」や「ゴジラ」「ガメラ」に対して熱く語っているところなんか面白かった。
この本の内容と、彼らの作品そのものとはずいぶんギャップが在る。大沢は私生活では飲んでゴルフしてダイエットして勝浦の別荘で楽しんでいるだけに見えるが、ハードボイルド作家としては日本では無くてはならない存在に年ごとになってきている。宮部はゲームばかししているように見えるが、いつのまにか作品は出来あがっていてその全てがベストセラーへ。彼女の超売れっ子ぶり、作品の各賞総なめぶりはいうまでもない。京極はこの本の中でいちいち進行度をチェックされていた「覘き小平次」が次ぎの年の春に見事に山本周五郎賞を獲った。
この本は作品と私生活のギャップを楽しむための本である。よって彼らの作品に接したことの無い人にはつまらない本だろうと思う。
去年彼らがやった私費での「大極宮フェア」(書店の中で出版会社の枠を取り払う試み?)は面白い試みだった。成功しているようには思えないが、出版不況をなんとかしたいという彼らの気持ちはよく伝わったので、せめてこういう本を買ってその想いに賛意を表したいと思う。



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