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『希望の国のエクソダス』取材ノート

『希望の国のエクソダス』取材ノート
村上 龍
『希望の国のエクソダス』取材ノート
定価: ¥ 1,200
販売価格: ¥ 1,200
人気ランキング: 183048位
おすすめ度:
発売日: 2000-09
発売元: 文藝春秋
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

集団不登校から始まり、最終的に新たな生き方を大人たちにつきつける中学生集団を中心に展開する小説『希望の国のエクソダス』。設定は奇想天外だが、教育、通貨危機、IT革命、社会システムの崩壊、老人問題、環境破壊など、日本の社会的背景を克明に書き込んであるため、絵空事として片づけられないリアリティーに満ちている。著者はどのようにして日本の近未来シミュレーションの情報を手に入れたのだろうか。本書は、小説世界を支える情報源となった取材インタビューを収録したものだ。経済学者や為替ディーラー、文部省官僚、インターネット起業家、暴走族、大学教授など13人の事情通が、村上龍の構想に基づいて、近未来の日本の姿を構築するためのデータやアイデアを提供、物語のクライマックスとなる通貨危機のアイデアや、印象的なキャラクターの出どころをうかがわせる興味深いインタビューも含まれている。フィクションでありながら、意外な描写が、取材した情報に基づくノンフィクションであったりもする。物語の展開上、作者が説明しきれなかったであろう部分も、インタビューのなかで詳しく語られている。とくに経済や為替に関する部分をより深く理解する手助けになるだろう。シミュレーション小説のメイキングとして楽しめると同時に、現在の日本社会を考察する手引きとしても、格好の書といえる。(栗原紀子)

本書は小説。『希望の国のエクゾダス』を読んでから読むべき本
本書は、『希望の国のエクソダス』という小説を書くための取材ノート(13の対談)を出版したものです。経済・為替の事から、中学生、インターネット技術、老人問題まで幅広く取材しています。『希望の国のエクゾダス』の内容を思い出しながら読むことができました。
特に興味を持った言葉は、「本当は、こういう時代だからこそ、ディスプリン(原理原則)を持つことやそのために勉強をすることが必要」です。目的意識が必要だということでしょう。
本書は、小説を読んでから読むといいとおもいます。

小説を読んで気になっていたこと
に対する答えが見つかるかもしれない、と思って読みました。
いくつか、「ああ、そうか」とわかったこともあるし、
そうでないこともあります。
小説を読んでから、この取材ノートを読むことで、
読者の立場から、新しい「希望の国のエクソダス」を考えてみるのもいいかもしれません。
そんな風に、日本にいる人間に、自分たちに生きている時代に対して、
いろいろ考えて悩んでみてもいいんじゃないか?
と問いかけてくる本だと思います。
そりゃあ、小説の方がおもしろいですけど。

先に小説を読むべき
・中学生がお金儲けできるのか? 小説を読む前に感じていた疑問は、読後にはすっかり氷解していた。妙に現実味があったからだ。 この取材ノートを読んで納得した。あの小説は、緻密な計算の上に成り立っていたものだったのだ。 この本は、小説の後に読むべきです。



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